めぞん一刻

昔の人は、アニメや漫画があまり教育によくないもの、子どもに悪影響を与えるなどと言う人が少なくありません。
しかし日本のアニメはいまや世界中から評価され、日本の文化のひとつとなっていることは揺るぎのない事実であります。アニメを見て、日本がすきになった、日本に留学しようと決めた、アニメを日本語で理解したいから日本語を勉強するなど世界中の若者たちに大きな影響を及ぼしています。

このように、アニメをきっかけに日本に親しみを持ってくれるようになっているのは喜ばしいことです。

また海外の人だけでなく、私たち日本人の心のなかにもアニメは大きな影響をもたらしてくれています。
例えば私の場合、初めての触れたアニメはセーラームーンでした。周りの女の子達もみんなセーラームーンの強さ、美しさに憧れセーラームーンごっこに励んでいました。こんな風に生まれた時からアニメに親しんでいました。

そして放送中のアニメだけでなく、再放送などで古いアニメを見ることも増えました。アニメのテーマはいつも身近で、かつ普遍的なテーマであることが多いので、古いアニメでも違和感なく楽しむことができます。

私の大好きなアニメは、80年代に放送されていた「めぞん一刻」です。これは、知人から、「おもしろいからぜひ見て!」と言われたのがきっかけで動画サイトで見ました。初めは半信半疑で見始めましたが、見始める次を見ずにはいられない魅力にとりつから、徹夜で見てしまいました。

人生のモラトリアムの真っ只中で中途半端に生きる五代くんが主人公のこのアニメですが、下宿先の一刻館の個性の強い住人たちに見守られながら男と成長していくという物語です。ヒロインの未亡人、響子さんとの付かず離れずの恋仲も目が話せない魅力満載のアニメです。

私が動画サイトで見たように、このサイトは世界中からアクセスできるので、同じように見ている人が世界にもいるということはなんとも不思議で嬉しいことです。

このようにアニメはたくさんの人の心の中に大切なものを残してくれるファクターとも言えます。
アニメを見たことがない人も、今はさまざまな時間帯にアニメを放送しているので、個人のライフスタイルに合わせてアニメを楽しむことが可能であると思います。

また気分に合わせてアニメを選ぶことも可能です。のんびり気を抜いて見たい、しっかりその世界に浸りたい、アニメの主人公に自己投影して疑似体験をしたい、などです。
このように、アニメは単なる娯楽を越えたものになりうるのではないでしょうか。